【和歌山&奈良/南紀熊野】日本全国のジオパーク初任者を対象とした研修会(2024)

日本には47地域(2025年6月現在)のジオパークがありますが、毎年大勢のスタッフの皆様が、“初めて”ジオパークの担当に着任されます。しかし、他の仕事とは違う面や慣れないことも多く、戸惑いの声を耳にすることが少なくありません。そこで、南紀熊野ジオパーク推進協議会様が日本全国のジオパークを対象とした初任者研修会を開催し、その企画立案から運営までお手伝いしました。

研修の題材としたのは、ジオパークのガイドラインです。ジオパークに初めて従事するからこそ、ジオパークがどんな理念で始まり、何に基づいて活動しているのか、その原点を学ぶことが大切ではないか。そんな思いから、ジオパークのガイドラインを丁寧に読み解きつつ、日本のジオパークの草分けともいえる渡辺真人氏(日本ジオパーク委員会委員)の特別講演やホストである南紀熊野ジオパークの活動紹介も盛り込んだ研修会に設計しました。

もう1つ工夫したのが、研修の手法です。単に座学で人の話を聴くだけでは、なかなか身に着かないのではないか。そんな思いから、参加者同士が少人数で感想を語り合う時間を随所に設け、さらには、ジオパーク業務に従事して2~3年の方の経験談や屋外を散策してのリフレッシュの時間も織り交ぜました。

その甲斐あってか、研修会終了から1ヶ月も経たないうちに、6割を超える方から、研修会で学んだことが自分の仕事で役に立ったとの声が得られました。今後も機会ある限り、日本全国のジオパークを支えるスタッフの皆様のお力になれるよう、私たちも力を尽くしていきたいと思います。